こんにちは!メイリーです。
中国留学中はどんなところで生活を送るのか気になりますよね。
今回は中国留学での学生寮事情について実体験を交えながらご説明します。
著者について
大学では中国語を専攻し、2014年8月~2015年8月までの1年間、中国の大連に語学留学をしていました。
現在は大手メーカーで営業職をしているアラサーOLです。
このブログでは中国留学中の生活や留学準備、中国語の勉強方法などについてみなさんの役に立てるようご紹介しています。
中国留学中は留学生寮で生活
中国の大学は基本的に全寮制ですが、我々外国人留学生は留学生寮という別の宿舎で生活をします。
中国人学生とは別の建物となり、世界各国から来た様々な学生が生活しています。
わたしの通っていた大学は、中国語を勉強する留学生棟のすぐ隣(ダッシュで10秒)のところに留学生寮がありました。
8階建てで1フロア20~25部屋くらいある大きな宿舎でした。
留学生活に慣れてきたら授業開始の5分前に起きて、急いで身支度をし、部屋着のまま授業へ!なんてこともしばしば…。
同じクラスのタイ人4人組がいつもパジャマで授業を受けてたんです。可愛かった。笑
そりゃこっちも毎朝化粧して髪の毛巻いていくのがばからしくなり、だんだん部屋着、すっぴんで…となります。(よね!?笑)
留学生寮ではたくさんの外国人の友人ができました。本当に楽しい時間でした。
寮の設備について
ベースは勉強机、ベット、シャワールーム&トイレです。
わたしは1人部屋でしたが、6畳くらいでした。勉強机とベットがあると、ソファーなど置くスペースはありません。洋服はベットの下に収納していました。
部屋にいるときは、勉強机に向かうかベットでゴロゴロするかだったので、あまり窮屈に感じることはありませんでした。(今思えば少し狭かったなぁ。。)
基本的にキッチンはついていません。共同キッチンがありました。
また、シャワールームのみでバスタブはついていないところがほとんどです。
中国留学で辛かったことの一つは湯船に浸かれなかったこと。。中国の健康ランド(銭湯みたいなところ)に何度か行きました。
そしてシャワーとトイレが一緒です。繋がっています。
最初はものすごく抵抗がありましたが、1週間もすれば慣れます!!
毎回のトイレの床掃除ができると思うようにまで成長しました。笑
テレビが設置されている場合もあります。
わたしの部屋はテレビがついていましたが、故障しておりただのオブジェと化していました。今考えたらちゃんと修理してもらって中国現地の番組見ればよかったと後悔…。
冷蔵庫は備え付けではありません。(大学ごとに異なります)
私の場合は、すでにその大学に留学生として通っている日本人の方がちょうど帰国するタイミングだったので譲ってもらいました。
共同設備について
- キッチン
小学校の家庭科教室みたいなスペースです。各フロアに1つずつありました。
調理器具が備わっていて(きれいとは言えませんが笑)、食材さえ揃えれば料理をすることができます。
いろいろな国の友人とキッチンスペースで各国の料理を作り合いました。 - 洗濯機(ランドリースペース)
私が住んでいた寮は1階に全留学生共通のランドリースペースがありました。
洗濯機は全部で8台、洗うところと脱水するところが分かれているパターンでした。初めて使ったので、最初は悪戦苦闘。。
100人以上住んでいる寮で、洗濯機の数が限られているのでせっかく洗おうと思っても全部使われている場合もありました。
また、ほかの人と同じ洗濯機を使うのがいや!といって一人用簡易洗濯機を買っている友人もいました。恐るべし。
わたしも若干の抵抗があったので、洗濯物はすべて洗濯ネットに3.4個に分けて入れて洗っていました。
洗濯が終わってもずーーっと洗濯機や脱水機にいれっぱなしの服は、あとから来た留学生に勝手に出されて、洗濯機の上に置かれていることもありました…。
留学生寮は1人部屋 or 2人部屋
中国人本科生(いわゆる一般的な4年生大学生)は4人部屋6人部屋が主流ですが、
多くの大学の留学生寮は1人部屋と2人部屋の2つがあります。
1人部屋が人気ですが、それぞれのメリットデメリットを紹介します。
1人部屋のメリット・デメリット
- メリット
・プライベートを保つことができる
・時間を気にせず生活できる - デメリット
・コミュニケーションの場が広げられない可能性も…(いくらでも部屋に籠れてしまう)
2人部屋のメリット・デメリット
- メリット
・中国語or英語を話す機会が増える
・1人部屋より安く、費用を出来るだけ抑えたい方にオススメ。 - デメリット
・ルームメイトと生活リズムが合わない場合はどちらかが合わせないといけないかも…
多くの国では、土足の文化など、日本と異なる文化が必ずあります。それを面白いと思えるならよいですが、どうしても耐えられない人は1人部屋のほうが快適です。
1人部屋と2人部屋の料金の差は?
やはり料金が安くなるのは2人部屋です。
費用は大学によって異なりますので、各大学のHPを見ておきましょう。
ちなみに私の通っていた大学では、
- 1人部屋:10,000元/年間 (1元=15円で計算すると、15万円/年間)2020年9月レート参考
- 2人部屋:7,000元/年間 (1元=15円で計算すると、10万5千円/年間)〃
でした。私は寮費で大学を選んだといっても過言ではありませんので、上記料金は比較的安めだと思います。
留学費用についてはこちらの記事をご参照ください。寮費についても記載しています。
留学生寮での体験談その1 深夜まで続くパーティー
私が生活していた外国人寮には世界各国から来た様々な学生が生活していました。
金曜の夜はアメリカ系の学生たちが寮の前にある広場で大きな音楽をかけてダンスをして騒いでいたり、非常に盛り上がっていました。
内心、ちょっとうるさいな…と思いながら、どうしても眠れない夜は耳栓をして寝ていました。
留学生寮での体験談その2 包丁を持った人が…
ある日、わたしが授業を終えてエレベーターに乗り、8階の自分の部屋へ戻ろうとしたときのことです。
途中でピンポーン、とエレベータが止まり、ある学生が乗ってきました。
その学生の手にはなんとむき出しの包丁が…
「やばい、殺される。終わった。」と思いました。
その表情が顔に出てしまっていたんでしょうね。彼もびっくりした顔でこちらを見て、気づいたように包丁を隠してくれました。
先ほどもご紹介しましたが、留学生寮には各フロア1つずつキッチンスペースがあります。
お昼や夜は、キッチンスペースを利用して料理を作る学生もいました。
彼は友人と昼食を作るために自分の部屋から包丁を持ってきていたのです。
(道具はキッチンスペースにありますが、寮に備え付けてあるものは綺麗なものばかりではないので、各自準備する場合もあります。)
いくら寮の中とはいえ、気を付けてくれよーーと心から思いました。
今でも忘れられない思い出です。
留学生寮での体験談その3 素敵な友人たちが出来ました
私の住んでいた留学生寮では男女がフロアごとに分かれています。
同じクラスメイトの韓国人2人とは寮に戻ってからもとても仲良くしていました。
一緒に料理をしたり部屋で動画を見たり、勉強したり…。
留学を終え、それぞれ母国に帰ってからも交流は続き、昨年は2人に会いに韓国まで行きました。
彼女たちが素敵なおもてなしをしてくれ、韓国の伝統民家に泊まらせてくれたり、地元の美味しいお店に連れて行ってくれたり、今でもこうやって交流があることを大変うれしく思っています。
留学中、テスト前はよく一緒に勉強をしていましたが、彼女たちは、韓国人はストレス発散のために辛い物を食べる。と教えてくれ、韓国で人気という激辛ラーメンを作ってくれました。
最初に食べたときは口から火が出そうなくらい辛く、びっくりしましたが、なぜかやみつきになり、今でもネットで買ってしまうほど大好きです。
本当に本当に大好きなので、参考にリンク載せておきますね…♪
このラーメンを知ったのが2015年でしたが、日本に帰ってから日本でもじわじわ流行り始め、今では大人気商品ですよね。
一番初めに発売されたノーマルシリーズは黒、シリーズの中でも控えめはピンク色のカルボナーラ風味、黄色のチーズ味も人気です。シリーズが1食ずつお試しでき、お気に入りを見つけることが出来るセットもあります。
まとめ
今回は中国留学の留学生寮についてご説明しました。
メリットデメリットを比較しながら、素敵な中国留学ライフを送ってください♪
留学生寮は世界各国の学生たちが生活するテーマパークです!
多くの友人と交流することで、中国の文化だけでなく、ほかの国の文化も学ぶことができます。
みなさんの留学検討の一助となれば幸いです。
今回はここまで!
最後までお読みいただきありがとうございました。それでは、下次再见^^
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